2010年 01月 24日
2010年1月・韓国旅行記 2日目
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今日はソウルから南約40kmの水原市にある世界遺産の「水原華城(スウォンファソン)」に行きます。
今回の旅行のメインです。
日帰りツアーに参加したのですが、ツアー客は私達2人だけでした。
ガイドの朴(パク)さんがとても詳しく親切にガイドしてくださったので、充実した一日でした。

午前中は龍仁市にある韓国民族村で韓国の古い文化を体験しました。

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韓国では昔は両班(ヤンバン・上流階級の事)の家は瓦葺、庶民の家は藁葺きと決まっていたそうです。

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冬場の栄養不足を補うために、いろんな物を干して食べていました。
日本も似ていますね。

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こちらは村の薬屋。
漢方薬が干してあります。

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内部は漢方の名前が書かれた箪笥とサンプルが展示されていました。
薬学部の娘の参考に写真を撮りましたが、あまり興味を示さない娘…
いいのか?それで…(涙)

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こちらは絹を織るために繭を釜茹でにしているところです。
チマチョゴリの綺麗なおばさんが黙々と作業していました。

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村の警察署です。
日本の江戸時代と同じようにお白州の上で裁判をしています。

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拷問道具。
拷問体験もあるそうです(こ、怖い…)

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両班(上流階級)の街並み。
風が少なく、快晴でした。
背の高い木に花が咲いていると思ったら、葉っぱだそうです。

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乗馬体験場。モンゴルの馬だそうです。

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農楽ソリ(民族舞踊)をやっていました。
若者に流行っているブレイクダンスのような踊りもありました。

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お昼は味付けカルビの発祥地である水原カルビを食べに行きました。
「ヨンポカルビ」というお店です。
有名店らしく、地元の人で賑わっていました。
以前ソウル市内で食べた韓牛はあまり美味しいと感じなかったのですが、こちらのカルビはとても美味しかったです。
写真のお肉は1人前です。(後から更に2枚出てきました)
おかずもケジャン(カニキムチ)や野菜のジョン(チヂミ)が付いていて美味しかったです。
やっと食べ終わったと思ったら、後からテンジャンチゲ(味噌鍋)とみかんとコーヒー(笑)が出てきて、お腹一杯になりました。

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昼食の後はいよいよ世界遺産の水原城へ。

水原城は李氏朝鮮第22代国王・正祖がソウルから遷都しようとして築かれたものです。
陰謀により虐殺された父の墓を水原に移し、その周囲に城壁や塔や楼閣や城門を築きました。
城の天守閣を建てる前に正祖が亡くなったため、遷都は叶いませんでした。

朝鮮戦争で基礎を残して大部分が焼失したそうですが、設計図が残っていたため1975年から5年間かけて修復工事が行われました。

1997年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

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最初は華虹門(ファフォンムン)を見学。
水門の上に架かる石橋で、7つのアーチがあります。
水流の水しぶきで虹が見えることがあるそうで、華虹門と呼ばれるそうです。

家に帰って調べてみて分かったのですが、今回は大雪のせいなのか西側には全く行きませんでした。
華虹門から蒼龍門まで主に北から東側を見学しました。

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華虹門から東北舗樓(兵士の休息所)を望む。

韓国では方角を表す色があって、黒は北を表します。
手前に北を表す黒い旗が立っています。

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東将台(練武台と書かれています)。
華城の東方面の軍事指揮所で兵士の訓練場としても使用されていました。

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弓矢の練習場。実演をする事もあるそうです。
奥に東北空心敦(東北の見張り台)が見えています。

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東北空心敦(東北の見張り台)です。
西洋建築を取り入れたレンガ造りなので、上の屋根の部分がなければヨーロッパの古城のようです。

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見張り台から北側を眺めたところ。
通ってきた東北舗樓(奥の建物)や東将台(手前の建物)が見えます。

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見張り台の上から正面(南側)の水原市内を眺めたところ。
ゴシック建築のような教会も見えました。

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見張り台の上から東側(蒼龍門)を眺めたところ。

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東の蒼龍門(チャンリョンムン)に入りました。
東に建てられた門なので蒼龍門(青い龍の門)と言うそうです。

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天井に大きな青龍の絵が描かれています。
龍は東の守り神なのだそうです。
中国から伝わった四神獣で、北は黒で玄武、西は白で白虎、南は赤で朱雀が描かれているそうです。

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蒼龍門を外側から撮りました。
門はレンガ造りのアーチ型の門で2重になっています。
アーチ型やレンガ造りは西洋建築の技術を取り入れたそうです。
東を表す青い旗が立っています。

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蒼龍門の内側です。
全長5kmを超える城壁に囲まれた水原華城。
水原行宮にも行く予定だったので、今回はほんの一部で終わりました。
暖かい季節にもう一度ゆっくり散策してみたいです。

車の中から八達門を眺めて、水原行宮に行きました。

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水原行宮は正祖が水原の父の墓参りに行く時の臨時の宿泊施設(宮殿)として建てられた物です。
ドラマの「大長今(チャングム)」のロケ地になった場所でも有名です。

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中に入るまで3つの門を通ります。
最初の門「新豊樓(シンプンル)」には韓国の国旗と同じ模様が描かれています。
赤は王を、青は臣下を表すそうです。
説明中のガイドの朴さんを撮りました。

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中央に雪が積もっています。
中央は王の道なので、庶民は通れないため雪が積もったままなのだそうです。

長楽堂(ジャンラッダン) 。
正祖の母(恵慶宮洪氏)の寝殿です。
珊瑚と螺鈿で作られたコーラルピンクの箪笥が華やかでした。

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長楽堂(ジャンラッダン) の外観。
ドラマの「宮」などのモデルになったそうです。

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維与宅(ユヨテク)。
臣下が王に謁見する場所です。

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迷路のような宮殿でした。

水原行宮を見た後、帰りはガイドの朴さんと楽しくおしゃべりしているうちにあっという間にソウルに着きました。
免税店で降ろしてもらって買い物をした後、東大門市場に「タッカンマリ」を食べに行きました。

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元祖のタッカンマリ「陳玉華ハルメ元祖タッハンマリ(チンオックァハルメ・ウォンジョ・タッハンマリ)」が美味しいと
娘達から聞いていたので、今回はその店を目指しました。
派手な東大門のファッションビルを過ぎて清渓川(チョンゲチョン)を渡ると、古い繊維市場街が連なります。
写真は古い市場街の表のビル。
元祖のタッカンマリ屋さんは、このビルを抜けた先の古くて狭い路地の雑踏の中にありました。

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これが元祖の「タッカンマリ(鶏丸ごと一羽の鍋)」。
たらいの様に大きな鍋に、でかい親鳥?が一羽ドカンと入っていました。
昨日から参鶏湯やら焼肉やらボリューム満点の物ばかり食べているので、見ただけでお腹一杯になりそうです。

この後、食べ方を教わろうと思って醤油らしき物を指差して、「イゴ、ムォスンニカ?(これ、なんですか?)」と
片言の韓国語で尋ねると、アジュンマ(おばさん)は「カンジャン(醤油)!」と言って、無言でタレを調合してくれました。
あっという間で写真を撮る暇も無かったのですが、小鉢に真っ赤な山盛りの練り唐辛子と醤油と酢を混ぜ、
鍋にはキムチをボール一杯入れて混ぜ、鶏肉を小皿のタレに付けて食べるように身振り手振りで教えてくれました。
主人は美味しいと言って食べていましたが、私は辛くて辛くて途中でギブアップしてしまいました(泣)

隣の席ではおじさん3人組が焼酎を飲みながら、小鉢に山盛り唐辛子と鍋のスープを入れてゴクゴク飲んでいました!!
反対側の席では、おじさん1人で鶏が2羽入った鍋をバクバク食べていてこれまたビックリ!!
娘達によると、タッカンマリは鶏を食べた後にトックサリ(追加の餅)やククスサリ(追加のうどん)を頼んで
最後にポックンパ(汁が少なくなったところにご飯を入れる焼き飯)を楽しんで終わるそうなのですが、
2人でタッカンマリ1羽を食べるのがやっとでした^^;

帰り道は死ぬほど寒くてガクガク震えながら帰りました。
あれだけ辛い物を食べて焼酎をグイグイ飲んで元気モリモリなおじさん達を思い出すと、
なんだか韓国の底力を見たような気がしました。

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帰りに東大門のライトアップをパチリ。

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清渓川(チョンゲチョン)のライトアップもパチリ。
奥の建物も古い東大門市場のビルです。

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清渓川(チョンゲチョン)の南側には、新しいファッションビルが並んでいます。
奥の背の高いビルはdoota!(ドゥータ)。
2009年5月にリニューアルオープンしました。
手前の背の低いビルは古い繊維市場のビルです。
何故か1階は古本屋がずらりと並んでいました。

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2005年に暗渠だった川を30年ぶりに復活させた清渓川(チョンゲチョン)。
ライトアップされて今は市民の憩いの場になっているそうです。

5分程立ち止まって写真を撮りましたが、5分が限界でした。
「このままだと立ったまま凍死する~!!」と言いながら急いで地下鉄でホテルに戻りました。

いや~寒い一日でした。
万歩計は約13,000歩。
よく歩きました…^^

3日目に続く…



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by jirojirohirohiro | 2010-01-24 22:02 | Travel | by Jirohiro


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