2012年 04月 05日
今日は「グランド・キャニオン」の朝日を見に行きます。 天候に恵まれて、期待が高まります^^ 昨日と同じ、サウスリムの「マーサ・ポイント」からの眺めです。 「マーサ・ポイント」の東側の崖の「ヤキ・ポイント」辺りが、 赤く焼けてきました。 素晴らしいご来光!! 昨日の夕方沈んでいった太陽が、 再びこうしてまた昇るんだなあと思うと感無量でした!! 朝日に照らされるグランドキャニオンは、夕日の時とは反対側に影ができます。 昨日と同じ場所でも、また違った雰囲気を見ることができます。 日が昇るにつれて、グランド・キャニオンの色が変わっていくそうなのですが、 ご来光に気を取られて、すっかり昇りきるまで気が付きませんでした^^; 朝日鑑賞の後、朝食をとって再びグランドキャニオンに戻りました。 午前中は、「ブライト・エンジェル・ロッジ」付近を散策しました。 「ホピ・ハウス」。 ホピ族の住居を復元して1905年に建てられました。 素朴な煉瓦造りの素敵な建物で、不思議なことに入り口の扉は 子供の身長ほどしかありませんでした。 ホピ族は、背の低い民族だったのでしょうか? 建物の中はギフトショップになっています。 こちらは「エルトバ・ホテル」。 「グランドキャニオン国立公園」内にある6つの宿泊施設の中では、 最も格式の高いリゾートホテルです。 クリントン大統領や昭和天皇も宿泊したそうです。 壮大な「グランド・キャニオン」に別れを告げて、 3日目に宿泊した「ウィリアムズ」まで戻ってきました。 「ウィリアムズ」から「グランドキャニオン」までは、 「グランド・キャニオン鉄道」が運行しています。 もともとは鉱物を運ぶために作られた鉄道ですが、1901年に旅客用として開通しました。 1968年に自動車の普及によって一旦は運行停止していたそうですが、 1989年から再び運行したそうです。 山奥へと続く山岳鉄道の線路が見えました。 「ウィリアムズ」は「グランドキャニオン鉄道」で有名な観光地ですが、 コロラド高原の四季を楽しめる避暑地としても人気なようです^^ 雰囲気の良い町でした。 「ウイリアムズ」で昼食を取った後、バスで「ラスベガス」に向かいました。 途中で、「セリグマン」という小さな町に寄りました。 昔の大陸横断道路として有名な「ルート66(旧国道66号線)」が通っている町です。 「ルート66」は、イリノイ州の「シカゴ」とカリフォルニア州の「サンタモニカ」を結んでいました。 1985年にハイウエイ(州間高速道路)の発達によりその役目を終えて、廃線となりました。 ディズニーピクサー映画の「カーズ」の舞台に使われたことでも有名です。 「セリグマン」には、「ルート66」の保存運動を積極的に推進した人が経営する理髪店がありました。 「看板おじさん」こと、Angelさんの理髪店です。 中は理髪店とギフトショップが併設されています。 店内には、古き良きアメリカを思わせるグッズが沢山飾ってありました^^ 娘1とAngelさん。 沢山の有名人の髪を切ってきた方です。 今年83歳とのことですが、現在も現役でいらっしゃるそうです。 とてもお元気そうでした^^ 「ラスベガス」に向かう途中のガソリンスタンドに、「ジョシュア」という植物がありました。 この地方で良く見かけるユリ科の植物です。 砂漠地帯で生きるため、根に大量の水を貯える特徴があるのだとか。 日本では見ることのできない不思議な植物です。 車窓から一瞬見えた、「フーバーダム」。 1935年(昭和10年)に完成した、当時世界最大のダムです。 アリゾナ州とネヴァダ州の州境に位置しており、 ここで発電した電力は、カリフォルニア州や、アリゾナ州や、 カジノで世界的に有名なネバダ州のラスベガス(ダムの北西48km)などに供給されています。 フーバーダムの人造湖である「レイクミード」。 アメリカ合衆国最大の人造湖で、貯水量ははなんと400億トンだそうです。 日本最大の琵琶湖の貯水量が280億トンなので、琵琶湖の約1.5倍の人造湖です!! 「ラスベガス」に到着しました!! こちらのホテルは「ミラージュ」です。 通りに面したエントランスの滝は、夜になると火山の噴火ショーが行われます。 私たちは噴火ショーは見ませんでしたが、見た方に聞くと、 「通りの反対側まで熱くなる程の巨大な爆発で凄かった!!」そうです^^ こちらは、古代ローマ帝国をテーマに造られた「シーザースパレス」。 映画「レインマン」の舞台となった老舗のホテルです。 客室数は約3500室だそうです!! こちらのホテルは、噴水ショーで有名な「ベラージオ」です。 ラスベガスではとても人気の高いホテルだそうです。 夜、こちらのホテルの噴水ショーを見に行きました。 客室は4000室超だそうです。 北イタリアのコモ湖畔をテーマに造られたそうで、 「ベラージオ」はコモ湖畔にある町の名をとって付けられたのだとか。 「ベラージオ」では、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の代表的なショーの一つである 「O(オー)」が公演されています。 「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショーは、水をテーマにした「ベラージオ」の「O」と、 火をテーマにした「MGMグランド」ホテルの「KA」が人気です。 私達は「KA」の方を見に行きました。 今回の旅行の目玉の一つです^^ 「ニューヨークニューヨーク」ホテルの正面には、 「自由の女神」の3分の1サイズのレプリカが置かれていました。 ホテルには遊園地も併設されていて、 なんとホテルの中にジェットコースターが通っています\(◎o◎)/! 私達は、「ラクソー」というピラミッドの形をしたホテルに泊まりました。 客室数は約4500室です!! ピラミッド本館ではなく、新館のタワーの方に泊まりました。 本館のピラミッドの内部には柱が1本もなく、 1階から 30階!!まですべて吹き抜けの広大な空間になっています。 外側の斜めの壁部分が客室で、エレベーターもピラミッドの斜めの稜線に沿って、 斜め昇降エレベーターが作られています。 広大な吹き抜けの中に、カジノやショーシアター等の様々な施設が入っています。 「ラクソー」の正面玄関には、巨大なスフィンクスがありました。 ホテルのピラミッドの頂点から、青い「ピラミッドパワービーム」が天に向けて発しています。 このレーザービームの強さは世界一だそうで、 サンフランシスコや人工衛星からも見えるそうです。 日本人にはとても考えつかない奇抜なアイデア?ですね(笑) 夜になりました。 いよいよ「ラスベガス」が動き出します^^ まずは「ベラージオ」の噴水ショーを見に行きました。 ゆっくり1時間ほど歩いて、「ベラージオ」に着きました。 画像は「ベラージオ」の向かいのホテル「パリス」です。 凱旋門やエッフェル塔など、パリの街並みを再現しています。 「ベラージオ」の夜景です。 ホテル正面の5万平方メートル!!の人口湖がホテルのライトアップを映しています。 これから噴水ショーが始まります。 いよいよ始まりました!! カンツォーネに合わせて、水が踊る様子がとてもロマンティックです。 いつまでも眺めていたくなるようなショーでした^^ その後、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の「KA」のショーを観るために、 「MGMグランド」ホテルに向かいました。 客室は5000室あり、ホテルの敷地面積は世界最大です。 「MGM」のシンボルは、ハリウッド映画でお馴染みのライオンです。 画像右側のライオンは、全米最大のブロンズ像だそうです^^ 今回の旅行の目玉の一つである、「KA」のショーの看板(画像右下)。 夕食は、「MGMグランドバフェ」で食べました。 「ラクソー」のバフェよりも種類が豊富で、味も美味しかったです。 カジノの間を縫って「KA」のシアターまで行くのですが、 「MGMグランド」は世界最大と言うだけあり、広くて迷路のようでした。 「KA」は2004年から「シルク・ドゥ・ソレイユ」の常設ショーとして、 約200億円の製作費をかけて「MGMグランド」でオープンしました。 約2000席の座席は満席でしたが、嬉しいことにステージ中央の前から7番目という、 最高の席で観ることができました。 アクター達もすぐそこで、表情まで良く見えました。 お隣に白人の老夫婦が座りましたが、席を見つけるや否や私達に、 「Good seat!!」 と言ってニコニコしていました^^ 前々から素晴らしいと聞いていたので期待していましたが、 想像を遥かに上回る迫力とパフォーマンスで最高のショーでした!! バトントワラーで数々の世界記録を持つ日本人の高橋典子さんが、 唯一のソロで演技をしています。 世界の舞台で日本人の女性が(しかも、唯一のソロとして)活躍している姿は、 とても輝かしかったです。 終わった後もスタンディングオベーションが鳴り止まず、 世界各国の人達が、 「素晴らしかった!!」 と口々に褒めているのを聞きながら、 劇場を後にしました^^ またラスベガスへ行く機会があれば、是非もう一度観たいショーです。 夜中の1時頃にホテルの部屋に戻って、ビールで乾杯しました^^ 「もう1日ラスベガスで過ごしたいね。」 と話しながら眠りにつきました。 いよいよ明日は観光の最終日です。 あっという間だなあ… ↑ ランキングに参加しています。よろしければ応援のクリックをお願いします。
by jirojirohirohiro
| 2012-04-05 15:33
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気ままにのんびりゆっくりと。 EOS 7Dで撮っています。 by Jirohiro
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