2010年 05月 28日
ベトナム・カンボジア旅行  アンコール遺跡群編  その5
「ベン・メリア」はプノン・クーレン山の麓のジャングルに埋もれた巨大寺院です。
今回の遺跡巡りで一番遺跡らしい遺跡でした。
宮崎駿の「天空の城ラピュタ」の遺跡のモデルになったとか。
あまり期待していなかったのですが、「来て良かったね!!」と娘と何度も話しました。

「ベン・メリア」までの道は思ったより遠くて、車で1時間半程かかりました。

一面の田んぼ(乾季なので干上がっています)を眺めたり…

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サトウヤシの群生を眺めたり…

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貧しい農民達の暮らしぶりを悲しい気分で眺めたりしているうちに、やっと到着しました。

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「ベン・メリア」は、「アンコール・ワット」を造った「スールヤヴァルマン2世」が、
「アンコール・ワット」の練習として造ったと言われています。
山の麓に造った理由は、山から切り出した石を象に運ばせる距離が短いからだそうです。

「アンコール・ワット」と同じように周りはお堀で囲われています。
「ベン・メリア」は花の池という意味だそうで、お堀には睡蓮やハスが植えられていました。

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こちらはハスのお堀。

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少し花も咲いていました。

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参道には壊れた獅子像(ガイドさんは「ライオン」と言っていました)や…

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ナーガ(蛇神)の像がお出迎え。
「アンコール・ワット」と同じく、胴体は参道の欄干になっています。

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参道をしばらく歩くと、塔門に到着しました。
めちゃくちゃに崩れて原形を留めていません。

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塔門の中は現地の子供の遊び場になっていました。
私達にはとても上れそうにない危ない場所です。
小学生らしい子供が沢山いましたが、学校へは通っていないようです。

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第1回廊は全て崩れて瓦礫の山になっていました。

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第1回廊から第2回廊?を見たところです。
崩れる寸前というか、もう崩れていますね^^;
石にあいている穴は、象に運ばせるための穴です。

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入って良いのか分からないような入口(補強にならない木で補強されていました)から、回廊の中へ。
石で塞がれているので、這うようにして入りました。

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赤い巨大な蟻が沢山いました。
ガイドさんから、「触ると噛まれて毒があるから痛いよ。」と言われて「ヒェ~!!」。


内部も既に樹木にやられていて、今にも崩れそう。
なんだか、ドラクエのダンジョンにいるような気分でした。

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「ベン・メリア」は「アンコール・ワット」の練習のための寺院だったので、失敗した点があります。
回廊の窓が小さすぎて光が差し込まないため、「アンコール・ワット」では連子窓を大きく造りました。

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窓が高くて光も入らず、レリーフも無いため、発見された当初は刑務所と間違われたとか…


向こう側に見えているのは第3回廊だったかな?
もう、石をよじ登ったり高い梁の上を恐る恐る渡ったりの連続でヘトヘト。
ガイドさんが何を話してるのかさえ分からなくなりました^^;

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屋根の石が崩れ落ちて回廊を塞いでいました。

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回廊の屋根に上って中庭と経蔵を見たところ。

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木の根っこがまるで生き物のように伸びています。
倒木に見えるのも根っこの一部です。

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崩れた瓦礫の城の上に巨大な樹木が茂る様子は、やはりなんとなく「天空の城ラピュタ」を思わせるものがありました。

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もっともっと見たかったけど、ガイドさんが「飛行機に遅れるから急ぎましょう!」と言って
さっさと先に行ってしまうので、仕方なく「ベン・メリア」を後にしました。
先を行くのがガイドのレッティさん。

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「ベン・メリア」は発見されたままの状態で残っている遺跡でした。
「アンコール・ワット」も発見された当初は同じような状態だったそうです。
遺跡好き(ゲームのダンジョン好きも)には堪らない場所だと思います。


車で30分程で、シェムリアップの町に到着しました。
現地の市場でしょうか?

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こちらは屋台がいっぱい。
とても賑わっていました。

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既に空港に到着していなくてはいけない時間なのですが、娘が突然ガイドさんに、
「兄にアンコール・ワットのTシャツをお土産に買いたいのですが、お土産屋さんに行く時間がありますか?」
と尋ねると、なんと「大丈夫ですよ。」という返事\(◎o◎)/!

近くの日本人観光客向けのお土産屋さんに入りました。
「いちまい3.5ドル。ごまいでいちまいおまけ。」と店員さんに言われて、
大急ぎで6枚選びました。
Tシャツ6枚で17.5ドルってことは、1枚270円!!
日本人向けのお土産屋さんだから、これでも高いほうなんでしょうね。
ビックリです!!

大慌てで車に乗って、空港に着きました。
ガイドのレッティさんとゆっくり話をする暇もなく、簡単にお礼とチップを渡して別れました。


来る時は夜で気が付きませんでしたが、シェムリアプ空港はいかにもリゾートらしい綺麗な空港です。

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私達が乗る飛行機です。
搭乗口から飛行機まで、歩いて行きます。

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離陸して、暗くなっていくカンボジアをしばらく眺めているうちに雲の上に出ました。

娘に、「なんだか夢を見ているみたいだったね。」と言うと、
「本当に現実だったのかなあ?一生忘れられない思い出だなあ!!」と感無量のようでした。
そんな話をしていると、娘が
「ママ、窓の外にインドラの神(竜神)みたいな雲があるよ!!」と指差しました。

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本当にこの2日間は夢を見ているようでした。
帰国後、酷いウイルス性腸炎を患ってしまいましたが、喉もと過ぎればなんとやら…

「次はタージ・マハルだ~!!」と意気込む私に、家族達から「インドはやめた方が良いよ!!」と言われてがっかり。
とりあえずはトルコかエジプトで我慢しとくか^^;



追記:

ウイルス性腸炎の原因を考えてみたのですが、どうやらベトナムで飲んだアイスコーヒーの氷
だったのではないか?と思います。
アイスコーヒー、山盛りの氷に自分で入れた熱々のベトナムコーヒーを注ぐタイプでした。
めちゃくちゃ美味しくて、グルグルかき混ぜて一気に飲みました。
友人曰く、氷は生水で作っているらしいので…
腸の弱い人はご注意ください。
ちなみに娘はずっと元気でぴんぴんしています。



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by jirojirohirohiro | 2010-05-28 22:32 | Travel | by Jirohiro


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