2010年 05月 28日
ベトナム・カンボジア旅行  アンコール遺跡群編  その4
いよいよアンコール遺跡群巡り最終日。
今日は「バンテアイ・スレイ」と「ベンメリア」を観光します。

まずは「アンコール・ワット」に昇る朝日を見に行きました。

朝5時半に「アンコール・ワット」に着きました。

到着したときはまだ薄明るい程度で、空は紫色に染まっていました。
素晴らしく幻想的な光景でした。

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「アンコール・ワット」の少し北側から朝日が昇り始めました。

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感動!!空が赤く染まっていきます。
3月頃には中央の尖塔の真ん中から昇るそうです。


場所を移して、中庭から見ました。

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あっという間に明るい太陽が昇っていきます。

熱帯の遺跡の空に昇る太陽。
「この光景は一生忘れないわ!!」と娘が感激していました。

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すっかり日が昇ったので、後ろ髪を引かれる思いで「アンコール・ワット」を後にしました。
朝日に光る西の塔門です。

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西の塔門の外のお堀です。

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昨日とは全く違う朝の静けさ。
現地の子供達が泳いでいました。

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一旦ホテルに戻って一休み。

朝食はヴァイキング。
クメール料理がちょっとだけ混ざった感じです。
「チャー・ミー・ルーン」というカンボジア風焼きそばを毎日食べました。
パンも美味しかったです。

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ベトナムもこちらもエコノミークラスのホテルでしたが、そこそこ快適に過ごしました。
レストランからは小さなプールが見えました。

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10時に再びガイドさんがホテルに来て、今日の目玉の「バンテアイ・スレイ」に向かいました。
「バンテアイ・スレイ」は、「東洋のモナリザ」と呼ばれるクメール美術の至宝がある寺院です。

「アンコール・ワット」から車で北へ40分程移動します。
途中で、現地の人達の暮らしを見ることが出来ました。

現地の暮らしはとても貧しい状態でした。

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殆どのクメール人は稲作か「サトウヤシ」の木から砂糖を作って生計を立てています。
高床式の小屋に住み、電気も水道もなく、子供が床下のハンモックで寝ていました。


途中で遺跡の脇を通りました。

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後で調べたら、「東メボン」だったようです。
当時は「東バライ」という巨大貯水池に浮かんでいて、王は船で行き来していたそうです。


貧しい農村をしばらく走って、いよいよ「バンテアイ・スレイ」に到着しました。

この寺院は「ジャヤヴァルマン5世」に仕える高僧が、王族の女性の為に建てたそうです。
女性のための寺院なので規模は小さいのですが、赤い砂岩に深く繊細に彫り込まれた、
彫刻、建物、伽藍の配置のどれもが美しさを極め、クメール美術の最高峰と称されています。

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東の塔門から入りました。
塔門脇の壁は「ラテライト」という石が使われています。

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塔門の破風には、ヒンドゥー教の「インドラ神(雷神)」が3つの頭を持つ象「エラワン」に乗った姿が彫られています。

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入口の柱には古代クメール文字が刻まれていました。

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2番目の門の上に彫られた精密な壁画。
ヒンドゥー教の「ヴィシュヌ神(世界を維持する神)」の妻「ラクシュミー」が象の聖水で身を清めています。
「ラクシュミー」は仏教では吉祥天(天女)として知られています。

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下にいるのは世界を支える神鳥「ガルーダ」。
「ガルーダ」は「ヴィシュヌ神」の乗り物です。


中央祠堂の四方には、6つの経蔵(図書館のようなもの)群があります。
経蔵の表面にも緻密な彫刻が施されています。

こちらは北経蔵。
入口は4面のうち1面にしかなくて、他は全てダミーの扉で開けることはできません。

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北経蔵の破風。
象に乗った「インドラ神(雷神)」が雨を降らせて、民衆の生活をうるおしている様子が彫刻されています。

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南経蔵の破風。

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瞑想する「シヴァ神」(上側)に「魔王ラーヴァナ」(下側)が襲いかかろうとしています。
シヴァ神の右肩の所から妻の「ウマー」が顔を出しています。


経蔵群から中央祠堂を眺めたところ。
中央祠堂は「ガルーダ」で守られています。

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南祠堂の入口。
裏側に「東洋のモナリザ」のデヴァター像があります。

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中央祠堂の壁面にも美しい「デヴァター」が彫られています。

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南西側から中央祠堂の建物群を眺めたところ。

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「東洋のモナリザ」と称されるデヴァター像は、一番手前の南祠堂にあります。

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これが「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァター像のひとつ。
にっこり微笑んでいますね^^
フランスの作家「アンドレ・マルロー」(後のフランス文化大臣)が、あまりの美しさに盗み出そうとして、
捕まったというエピソードが残っています。

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長い髪だと思われている部分は実は耳なのだそうです。
カンボジア人は「モナリザ」の絵を知らないので、「東洋のモナリザ」と言われても何の事か分からなかったそうです。
ガイドさんは、「貴重な世界遺産を盗む人物が文化大臣になるのはおかしいです。」と言っていました。

南祠堂の右側にも「東洋のモナリザ」がありました。

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北東方向から見た中央祠堂。

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名残惜しい気持ちで「バンテアイ・スレイ」を後にしました。


寺院のすぐ傍の木陰で、地元の人が井戸端会議?をしていました。

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お昼は傍の食堂で、クメール料理を食べました。
まずはビールから^^;
昨夜「アンコール・ビール」を飲んだので、今日は「バイヨン・ビール」にしました。
おつまみに現地で採れたカシューナッツが付いてきました。
香りが良くて美味しかったです。

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カンボジア最大の「トンレ・サップ湖」で獲れたという「スネーク・フィッシュ(雷魚)」の炒め物。
もやしに見えるのは、大量の生姜です。
生姜と一緒に食べたせいか、臭みもなくてあっさりして美味しかったです。

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こちらは野菜の炒め物。
エスニック系の普通な味でした。

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豚肉入りココナッツミルクと魚醤のスープ。
「ソムロー・マチュー・クルン・チャン・チョムニー・チェルッ」という名前だそうです^^;

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お腹一杯で大満足!!

午後は再び車でアンコール遺跡群巡りの最後の遺跡である「ベンメリア」に向かいます。



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by jirojirohirohiro | 2010-05-28 22:33 | Travel | by Jirohiro


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