2011年 11月 24日
観光初日。 速度無制限のアウトバーン(無料)。 バスは時速100キロ制限があるそうですが、まるで絶叫マシーンに乗っているような早さだったので、 きっと時速100キロ以上で走っていると思います(笑) 以前、チェコでツアーバスの運転手さんが速度違反で捕まったのを思い出しました(笑) さて、今日の予定は、フランクフルトからリューデスハイムに行き、 そこからザンクト・ゴアまでライン川下りをして、続いてケルンに行って、 更にドイツ版新幹線(ICE)でベルリンまで行きます。 1日でフランクフルト(時計で言えば8時の方向)から、時計回りにベルリン(時計で言えば2時の方向)まで、 ぐるりとドイツを半周します。 凄い移動距離ですね~!! 新幹線移動があるので、スーツケースは別便でベルリンまで先に送ってもらいます。 ツアーの場合、こういう所が便利ですね。 アウトバーンを1時間ほど走って、ライン川下りの起点のリューデスハイムに到着。 ワイン醸造の町として有名です。 ワイン居酒屋が沢山ありました。 大通りには可愛い雑貨屋さんが軒を連ねています。 塩と胡椒入れ。 猫ちゃんの置物。 この置物、ドイツの至る所で売っていました。 後で調べたら、ドイツの老舗陶器メーカー(ゲーベル社)のロジーナ・ヴァハトマイスターという 置物らしいです。 世界中にファンがいるとか。 うちも猫ファンなので、買ってくれば良かったかな? 結構なお値段なのでやめましたけど…(笑) 猫好きの主人が、 「これ、そのうち日本で絶対流行るよ!」 と言っていました。 日本では3倍ぐらいの値段で売っています\(◎o◎)/! 「ドロッセルガッセ」(つぐみ横丁)。 リューデスハイムで一番有名な通りで、ワイン居酒屋が並んでいます。 丘の上にブドウ畑が見えます。 朝早かったのでお店は閉まっていましたが、シャッターの絵まで凝っていました。 木彫りのつぐみ時計。 屋根や出窓の細工が凄い! ドイツ人は手先が器用で真面目で職人気質の人が多く、日本人とよく似ているそうです。 ドイツ人は衣・食・住の住を最も重要と考えているそうで、どこに行っても家の装飾が本当に綺麗でした。 寒い季節でも、家の玄関やバルコニーには綺麗な花が咲いています。 マルクト(市場)広場にある「聖ヤコブ教会」。 壁の穴は第二次世界大戦の爆撃跡だそうです。 ワイン醸造所を見学しました。 地下のワイン貯蔵庫を通って試飲場へ。 いろんな種類のワインを試飲して、早速良い気分になりました~(笑) ライン川沿いを走るドイツ鉄道(ドイチェ・バーン 略称DB)の線路を超えてリューデスハイムの船着き場へ到着。 遠くに見える要塞のような建物は「鷲の監視塔」です。 ライン川には様々な船が往来していました。 この世界遺産「ライン渓谷中流上部」には、橋が全く架かっていません。 今でも交通の手段は船なのだそうです。 後方のライン川沿いをドイツ鉄道(DB)の普通旅客車両が走っています。 警察船。 貨物船。凄い長さでした。 川の南斜面には一面のブドウ畑が広がります。 このあたりのワインはラインガウ産ワインと言って、とても甘いワインで有名です。 南斜面の直射日光とライン川で反射した光で通常の2倍の太陽光を浴びているので、甘いのだそうです。 最初の船着場「ビンゲン」。 13世紀ごろに建てられた「ねずみ塔」。 船から通行税を徴収する税関でした。 ここに幽閉された悪名高き大司教ハットー2世を、鼠が食い殺したという伝説もあるそうです。 「エーレンフェルス城」。 鼠塔と同じく13世紀ごろに徴税用の城として建てられました。 現在は廃墟となっていますが、趣のある建物です。 「ラインシュタイン城」。 「シュタイン」とはドイツ語で城の意味なので、正確には「ライン城」ですね。 修復中でしたが、ライン川で最も美しい城の一つだそうです。 「ライヒェンシュタイン城」。 これも正確には「ライヒェン城」ですね。 「ラインシュタイン城」と名前が似ていて紛らわしいのですが、こちらは11世紀ごろに建設され、 後に盗賊騎士(日本の浪人侍のようなもの?)の根城となって、通る船を略奪していたという、 波乱万丈なお城です。 現在はレストラン・博物館になっているそうです。 「ゾーンエック城」。 こちらもライン川で最も美しいお城として有名です。 このお城も盗賊騎士の根城となっていました。 「ゾーンエック城」近景。 霧が出てきてはっきりと見えませんが、まるで中世の海賊達が出てきそうな趣のあるお城でした。 霧が立ち込めるライン川。 ニーダーハイムバッハにある「ハイムブルク城」(左上)。 「ブルク」もドイツ語で城の意味なので、正確には「ハイム城」ですね。 ロルヒの「セント・マーチン教区教会」。 ロルヒの隣のロルヒハウゼンにある「聖マルティン教会」。 ゴシック様式の建築です。 バッハラッハの「シュターレック城」。 現在は格安料金で古城ステイが楽しめるユースホステルになっています。 ライン川流域で最も眺めが良いホテルの一つだそうです。 「シュターレック城」近景。 中州に建つ「プファルツ城」。 14世紀頃、神聖ローマ帝国皇帝のルートヴィヒ4世により通行税を徴収する関所として建てられました。 税を払わない船には見張り窓から砲撃して爆破したそうです。 「プファルツ城」の奥の高台に建っているのは「グーテンフェルス城」。 「グーテンフェルス城」。 現在はホテルになっているそうです。 「プファルツ城」後景。 「ローレライ」。 水面から130mほど突き出た岩です。 川幅が狭く流れが速く急カーブしている所に突き出している為、昔は多くの船が激突したそうです。 ローレライの岩の上にたたずむ金色の櫛を持った美しい少女の歌声に船頭が魅せられると、 船が川の渦の中に飲み込まれてしまうというローレライ伝説が有名です。 「猫城」。 正式な名前はカッツェネルンボーゲン家の新しい城という意味の、「ノイカッツェネルンボーゲン城」でしたが、 長いので前後を略して「猫城」(ドイツ語で猫はKatze カッツェ)と呼ばれるようになりました。 「猫城」近景。 城自体がなんとなく猫に見えます(笑) 「ローレライ」の対岸のザンクト・ゴアで下船して、長かったライン川下りは終了。 ザンクト・ゴアの街並み。 ライン川沿いにホテルやレストランが並んでいます。 「ローレライ」の真正面の「ローレライ」というお店で昼食。 魚料理でしたが、何の魚か分かりませんでした。 昼食後は再びバスに乗って、ケルンに向かいます。 ケルンはドイツの西の都市で、時計の9時の方向にあります。 しばらくライン川沿いを北上して、最初の橋を渡りました。 ケルンまではずっと紅葉の続く森の道を走りました。 いよいよケルンに到着します。 後半に続く… ↑ ランキングに参加しています。よろしければ応援のクリックをお願いします。
by jirojirohirohiro
| 2011-11-24 17:38
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| by Jirohiro
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気ままにのんびりゆっくりと。 EOS 7Dで撮っています。 by Jirohiro
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